(1)新たに「セット生産オプション」をリリースしました。
1つの作業(工程)で複数の中間製品を作る生産の管理を容易にします。例えば、1回のプレスで左右のドアパネルが作られるプレス工程など、同じ「セット生産グループ」のアイテムは計画日を同じ日にします。
(2)自動平準化オプションの強化として、週単位の均等生産(パー割り生産)ができるようになりました。
所要量計算の中で、週の計画を日々に均等に割り付けることができます。
(3)製造履歴管理オプションに、「使用期限管理機能」を追加しました。
@ ロット別在庫に使用期限を設定し、使用期限の過ぎた在庫を使用できないようにします。
A 使用期限を考慮した所要量計算を行うことができます。
(4)品質管理オプションに「シリアル番号管理機能」を追加しました。
@ 実績インプットで検査実績データを作成する流れに加え、検査実績からも実績データを作成できるようにしました。
A 検査実績を号機ごと(シリアル番号ごと)に作成できるようにしました。
(5)「テーブル単位の排他」と「レコード単位の排他」を選択できるようにしました。
(6)GMP対応として、作業指示書と検査伝票サンプルを用意しました。
(7)内部統制オプションの機能強化をしました。
@ マスター系を含む全テーブルの変更履歴を書き出せるようにしました。
A 発注承認方式に「一括承認」と「一件承認」を追加しました。
(8)受注インプットで、複数種類の内示データを登録できるようにしました。
(9)消費税額の計算方法を改善しました。
@ 発注先別・得意先別に消費税率を設定できるようにしました。
A 消費税率の端数処理(切上げ、切捨て、四捨五入)も発注先別・得意先別に設定できるようにしました。
B 消費税額を実フィールドにすることにより、集計単位の誤差を微調整できるようにしました。
(10)発注単価を取得する時点(発注日時点か納期時点か)を選択できるようにしました。
(11)伝票発行時点の加工費レート、通貨レートを注残データや実績データに持ち込むことで、実質的に時系列的にレート設定できるようにしました。
(12)棚卸資産評価を、「低価法」で再評価できるようにしました。
(13)財務会計にも対応できるように改善しました。
@ 在庫一覧を時系列的に保持できるようにしました。
A 買掛金額(流動負債)と棚卸金額(流動資産)で、極力 誤差が発生しないようにしました。
(14)生産中止になった製品の専用アイテムは、「基準在庫の補充をしない」「新たな計画を立てない」などの制御をできるようにしました。
(15)親注番ごとに払出指示できるようにしました。
(16)引落ロットサイズを指定できるようにしました。
(17)過納品、過引落をアイテムごとに設定できるようにしました。
(18)買掛明細フォームに「製造担当」「検収日」「発注先名称」「入庫場所」を追加し、売掛明細フォームに「得意先名」「出荷元名」「納入場所名」を追加しました。
(19)テスト支援機能(旧バージョンのオペレーションを新バージョンに反映する機能)を追加しました。
この機能によって、今後の新バージョンに手間を掛けないで移行することが可能になります。
(20)アイテムコード、図番の桁数を100桁に、注番と製番の最大桁数を50桁にまで拡張できるようにしました。
(21)アイテムコードや製造担当コードを、半角大文字に自動変換できるようにしました。
(22)TxRsv.Iniを分離独立し、クライアントごとのローカル処理条件を流用できるようにしました。
(23)ジャーナル・操作履歴をテーブルに書き出せるようにしました。
(24)ユーザー管理用のデータをデータベース化しました。
(25)1つのライセンス管理プログラムで管理可能なクライアントの台数の制限を50台→100台に変更しました。