新バージョン「TPiCS-X Ver4.1」を正式リリースしました。
「日本の製造業をもっと元気に」を開発テーマに「より簡単に、よりフレキシブルに」生産管理が出来る様に開発しました。
今まで出来なかったことが簡単に実現できるようになった為、システムで出来る事はシステムに任せてしまい人間は対人交渉や、もの作りのやり方に時間を掛けることが出来るようになります。
是非、強化されたTPiCS-X Ver4.1をご活用いただき、ユーザー様の生産管理業務を効率的に行っていただきたいと考えております。
■Ver4.1主要機能の概要
1.統合マスター
システムを使うときに最初の壁となるマスター作りを色々な画面を見ながら作るのではなく、1つの画面で構成表と各構成アイテムのアイテムマスターや、単価マスターと作業時間マスター等、製品の全体像を確認しながら各種マスターをメンテナンスしたり、新規追加することができるようになりました。
2.支払管理
今までのバージョンには無かった、買掛明細から支払予定リストの作成や支払実績の管理も出来るようになりました。
3.能力カレンダー
機械設備を計画的にメンテナンスするため、特定曜日の生産能力を下げて計画保全する場合や、曜日によってパートの人数が変わるなど、日々の能力を変えることができるようになりました。
製造担当や生産場所毎に設定した能力カレンダーを使用して、部門別ガントチャートで負荷集計することや、自動平準化オプションで負荷オーバーした計画を平準化することができるようになりました。
4.部門別ガントチャート強化
工場の負荷を見える化する機能をさらに強化しました。注番などの条件を指定して一致する計画にフォーカスをジャンプさせたり、負荷オーバーした計画にジャンプしたりすることが出来る様になりました。
また、チャート内に注番などの情報を表示させたり、表示項目の設定ができるようになりました。
5.構成表の不良率
旧バージョンではアイテムに不良率(歩留り)を設定していましたが、構成表に不良率を設定することにより、親アイテムの計画は必要数のみで計画を立てて、使用する子部品毎の不良率を加味して計画を立てることができるようになりました。
6.費目の扱いの改善
詳細工程にも費目を設定できるようにしました。旧バージョンではアイテムにしか費目を持たせることが
出来なかったため、原価明細では全ての工程が1つの費目で集計されていましたが、工程毎に費目を持たせることで外注加工費など、詳細工程単位で費目の設定ができるようになりました。
7.製品出庫指示
製品が完成した時には倉庫に保管するが、出荷時には倉庫から出荷場に製品の払出指示をする事ができるようになりました。
8.QRコード印刷機能
伝票印刷のテンプレートからQRコードを印刷出来るようにしました。追加でソフトを購入しなくても
QRコードが印刷出来るようになったので、バーコード自体にさまざまな情報を含めることが出来ます。
・他にも機能追加や機能アップがされています。詳細については「TPiCS4.1新機能」をご覧ください。
・ヘルプファイルや技術資料は作成、更新され次第、随時アップロード致します。
・月1サイクルで、正式リリースをします。可能な限り最新のリリース版をご使用いただくことをお勧めいたします。